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SVOPとは

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ごあいさつ

英語は、S-V-O-P というワンパターンな語順規則で使われています。ですから、この単純な語順感覚を身に付ければ、英語は楽に使えるようになるのです。

日本人はなかなか英語が身に付かないと言われています。
その理由は今までに語り尽くされています。
語順がまったく違う。
発音がまったく違う。
文化的背景がまったく違う。
指導方法が適切でない。
英文の解釈法が適切でない。
などなど

もともと日本人は英語に馴染みにくいのです。
VSOP英語研究所では、この中の特に「英語の解釈法(英文法)」が、直接の原因ではないかと考えてきました。それは、他国の言葉を理解し適切に運用できるようにするには、その言葉の使い方の決まり、「文法」は不可欠だからです。

ところが、現在の英語の解釈法に従って、英語表現を理解しようとすると「変だな?」「おかしいな?」「どうしてだろう?」と感じることがたくさんでてきます。

ですから、多くの英語の達人は
「文法で、言葉を理解しようとするのは無理があるから、あまり理屈を考えずに、浴びるように聞き、浴びるように読み、英語漬けにすることが一番です」と言っています。
また、
「口語的な表現は、非文法的だ」ととんでもないことを言う方もいます。

でも、これは本当でしょうか?
例えば、ごく簡単な挨拶表現で「お会いできて嬉しいです」というとき、いくつかの表現ができます。
Nice to meet you.
Nice meeting you.
Glad to meet you.
Glad meeting you.
このなかで、4.は使いません。また、1.と 3.は「会った時の挨拶」で使いますが、2.は「分かれる時の挨拶」に使います。どうしてでしょうか?

このような、簡単な英文でも、日本人がその意味を理解し、使い方の区別をするためのは「英語の言葉の使い方の決まりを理解している」必要があります。
「使い方の規則性を知らない」と、適切な言葉の使い分けができないからです。

ところが、今の英文法に従って英語を学んでいくと、その説明が辻褄が合わないので
後から後から疑問がでてきます。
例外が多すぎるのです。
それらの疑問・例外を調べていく中で「現行の英語の解釈法(英文法)が、どうも英語の使い方を適切に説明していない」ということに気づきました。

「だから、日本人は英語の組み立て規則が分かるようにならないのでは?」
という結論になりました。

VSOP英文法は、現行の英語の解釈法(英文法)の「分かりにくさ」「辻褄の合わなさ」を克服しながら発展してきました。

英語の疑問・例外を、一つ一つ解き明かそうと研究を積み重ねているうちに「ひょっとして英語ってワンパターンじゃないのかな?」という仮説が生まれました。

この仮説に基づき、長年に渡る膨大な例文検証と、多数のバイリンガル・スピーカーとの討議を経て、日本語に即した「まったく新しい英語の理解法」がようやく完成したのです。

結論は、きわめて単純で、常識的なものです。

英語は、決まった語順に従ってに、言葉の意味の通りに使っている
ということです。

きわめてシンプルな言葉なのです。

この「決まった語順」を「S-V-O-P」と名付けました。
英語は、このワンパターンな語順に言葉をあてはめて使っている、Very Simple One Pattern な言葉なのです。

英語は、「屈折語」と呼ばれるヨーロッパ諸国の言葉の中で、例外的に「屈折語から、中国語のような孤立語なった」と言われています。つまり、現在の英語は「語順で、言葉の働きを決める言葉」になっているのです。
この「S-V-O-P 」という簡単な英語の語順規則の発見により、「正確な言葉の意味」と、「S-V-O-P」という語順規則を身に付ければ日本人が簡単に英語を理解できることが分かりました。

今まで、日本人の誰もが疑問に思っていたいろいろな英語表現の理由が、この「S-V-O-P」という語順で、不思議と簡単に分かるようになります。しかも、非常に直感的なので小学生でも直ぐに納得します。
もちろん、今まで「難しい文法事項」と言われて表現も、
簡単にその理由が分かるようになります。
今まで日本には「五文型英文法」という解釈法しかありませんでした。VSOP英文法の発明により、ようやく日本人に適した英語の理解法が開発されたのです。

そして、簡単にネイティブ・スピーカーの英語の感覚が身に付き、英語を、英語の語順のまま読み解き、聞き取ることができるようになったのです。当然、「読み、聞き、書き、話す」、すべての英語力が向上します。
唯一難しいのは、今までの解釈法と大きく違うので、SVOPという理解法に頭を切り替えることです。

けれども、その恩恵は計り知れないはずです。英語の真のロジックが、適切に身に付くからです。開発に携わったバイリンガルや、海外生活の長い英語堪能者は、
この語順規則を「当たり前のこと」としてく評価しています。

日本人が英語がなかなかできるようにならなのは、

学校や予備校で習った英語の解釈法(英文法)が、英語理解の邪魔をしているのです。
英語圏で生活したことのある多くの人達が言うのは
現地に行って最初にしなければならなかったのは、
「日本で習ったことを unlearn(習ったことを捨て去る)することだった」
と言います。

現在の英文法を通じて今日本人が持っている英語の解釈法は、
英語の実体からかけ離れているので現地では使えないのです。

解釈の元がずれているのでは、いくら努力しても報いられません。

今どのような英語力の方も、このSVOPを理解することによって、英語力は飛躍的に向上します。
SVOPを身に付ければ、悪しき日本の英語教育の刷り込みを取り去れて、
日本に居ながらにして、ネイティブ感覚が身に付きます。

是非、S-V-O-Pで、今あるあなたの限界を乗り越えてください。

  • 受験を控えた中学・高校生、
  • 英語の原典講読が苦手な大学・大学院生、・仕事で英語が緊急に必要な社会人、
  • TOEIC、英検など資格試験で得点を上げたい人
  • 海外生活が目前の留学生・駐在員、
  • 趣味を英語で楽しみたい家庭人、・英語に再挑戦したいと思っている社会人、
  • 今まであらゆる学習システムを試してみたが、駄目だった人

どのような目的で英語を学んでいるの方にも、きっとお役に立ちます。
S-V-O-Pは、今後、日本の英語学習の標準メソッドとなるものです。

VSOP英語研究所 所長西巻 尚樹

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